美容鍼(びようばり)は何効く?(シミ編)
ふたたび麗しのあなたに… エステ鍼灸サロン リレイユの吉村七重です。
4月13日にニキビ編をブログに投稿したのですが、今回はシミ編です。
久しぶりに連絡があった大学の同級生(男性)からこんなメッセージをいただきました。
こんばんは~久しぶり~
美容鍼のことでホームページを見たのですが、すごい内容が濃くて、すごいですね!
少しきになったことがあったので、教えてほしいんですが、
シミ、ニキビの治療は鍼灸だけでしているんですか?
では、シミの種類からご紹介します。
①老人性色素斑… 紫外線や摩擦・化学的刺激によりできる丸い茶色いシミ(小さいのものから大きいものまで)
②肝斑(かんぱん)…これもまた、刺激や女性ホルモンに左右される
③雀卵斑(じゃくらんぱん)そばかすのこと…小学生くらいのときからあって、点々とたくさんあるけど、大人になって増えていく
④炎症性色素斑…ニキビの炎症のあとなど、炎症後にできる色素沈着
基本的に表皮にあるシミはこの4種類で、その他真皮にまで色素があるADMやあざたちに分けられます。
美容鍼がこれらに効くのかというと、
①老人性色素斑が美容鍼で効いたという鍼灸師の先生もいらっしゃいますが、確実性に欠けるかと思います。
だから私は、このシミは鍼で改善しようと思っていません。
しかも過去にこんなお客様がいらっしゃいました。
リフトアップに鍼がいいと言われて、毎回同じ、目の横(太陽穴)に鍼通電(はりに電気流す療法)を半年くらい続けたら
そこに左右両方に丸いシミができてしまったんです。
という方がおられました。
おそらく、頻繁に同じ場所に過度の刺激を与えたことで、メラニンが出てきたのでしょう。
当サロンでは、鍼通電は行っていませんが、鍼通電をやっている美容鍼の鍼灸院もあると思いますので、十分に
気をつけていただいた方がいいと思います。鍼通電を使うにしても、そういった可能性があるということを鍼灸師が知っている上で
施術するのと、知らないで施術をするのでは大違いです。
シミに対して、お肌の血流をよくすることは大切ですので、その理由として美容鍼をすることはオススメですが、
美容鍼だけで、シミを何とかしようと思っても現実的には難しい場合が多いと思います。
当サロンでのシミの改善方法は、ホームケアレッスンとドクターリセラのADSシリーズを使っていただくことです。
皆さんかなり早く改善されています。
②肝斑は、40代くらいから女性ホルモンのバランスが変わって、閉経に向かうころに出てくることが多いです。
20代でも妊娠したり、ホルモンバランスが乱れることで、出てくるかたもおられます。
ホルモンバランスをできるだけ整えることと、刺激を無くすことと美白することで、かなり改善されますが、
鍼灸治療で身体の調子を整えることが肝斑には、とても有効です。
刺激を無くしたりするのは、ホームケアレッスンにて行います。
美白はドクターリセラのADSシリーズを使うことが一番おすすめです。
美白効果は業界№1ですからね♪
③雀卵斑(そばかす)は①の老人性色素斑と同じような方法で改善させていきます。
遺伝的に小学生くらいからでき始めるのですが、年齢と共に、紫外線やその他の刺激などで
増えていきます。
④炎症後色素斑は、ニキビあとや火傷のあとなどの色素沈着ですが、
その炎症がどこまでの深さまで及んでいたかがとても重要です。
小さいニキビあとの浅いシミなら、早く改善されますが、大きいにきびあとはちょっと時間がかかりますが、
肌の生まれ変わりを早めればキレイに無くなりますよ。
色素が真皮にまで落ち込んでしまっていたら、もうレーザーなどに頼るしかないですね。
【まとめ】
美容鍼は血流を改善し、体の状態を整えることで、お肌の生まれ変わりもスムーズになりやすい という意味ではいいですが、
美容鍼だけでは、しみを改善していくのは難しいです。ドクターリセラのADSシリーズで肌のターンオーバーを早め、
強力に美白していくことで、しみは改善されていきます。
また、しみの種類やでき方など、本当に人それぞれなので、気になる方は是非お越しくださいませ。